個人投資家・有限亭玉介:年末の中小型株ラリーに期待!押し目を狙いたくなる個別銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年12月2日12時に執筆
世間ではブラックフライデーセールが終わり、今年も残り3週間ほどとなりました。今年は年末から年越しまで、兎に角、平和に過ごせるよう願っております。日本国内や海外情勢も株式市場を揺るがすリスクが山積みではありますが、年末・年始のラリーへ向けて準備を整えていきたいもんですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
1月20日にいよいよトランプ大統領が就任します。米国株の強気のトランプ・ラリーをよそに、日本株は今の日本株が蚊帳の外になっておりますな。もう少し日本株にもマネーが流れてきてもらいたいですねぇ。
NYダウなどの株価指数も最高値を更新するなど力強いですな。引き続き米FRBへの利下げ観測が高まっております。トランプ氏就任後の世界経済を懸念する報道が日本では多い気もしますが、実際のところ海外投資家達はトランプ氏の政策や景気対策を信頼しているのかもしれません。
トランプ氏は破天荒に見えても、前もって政策を掲げてその通りに向かうので投資家としては未来を読みやすく対策もしやすいと感じます。米国第一主義とは言っても、現代のグローバル社会においては、米国の景気が改善すれば繋がりの強い国にも必ず恩恵はあるはずです。
近い将来にウクライナや中東、台湾などの地政学リスクへの不安はありますが、暴落が起こった時にも感情的にならずに冷静に対処できるシナリオを想定しておきましょう。外部環境に振り回されるリスクを想定するなら、どんな外部環境でも底堅く上昇トレンドを形成するような中小型株を見つけ出したいものですねぇ。それでは今週の注目株です。
ITを活用した中小企業向け経営コンサルを展開するライトアップ<6580>は、8月にりそなグループとの提携が材料視されました。直近の決算は好調で自社株買い及び配当実施も発表しており、チャート(日足)は目先の調整後に再び下値を切り上げるか監視を強めております。
モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」の運営などを手掛けるINFORICH<9338>は、インバウンド関連としても思惑があるようです。チャート(日足)は決算後に動意すると25日線・75日線を上回りました。3月に付けた高値5920円を超えれば、更に強気に転換するか注視しております。
米国食品医薬品局から経鼻偏頭痛薬STS101に関する新薬承認再申請書を受理したとの発表が好感された新日本科学<2395>は、地熱発電関連でも思惑があり材料が豊富ですな。業績に関しては、売上高が拡大傾向で利益もしっかり黒字着地しております。STS101の進捗も要チェックです。
工業用ファスナー大手の日本パワーファスニング<5950>は、発行済株式の25.1%または12億円を上限とする自社株買いを発表し急動意しております。発表前の株価から2倍以上にまで上昇し、上値を追う展開となりました。業績は安定感を欠くものの、今年6月には配当修正で20円の配当を発表しております。ここが業績改善の転換点となるか監視中。
「無印良品」のブランドで知られる良品計画<7453>は、10月の既存店売上高が前年同月を上回ったとの発表が好感されている模様。9ヶ月連続で月次売上高が前年実績を上回っており、チャート(日足)も昨年7月から上昇トレンドを形成し年初来高値を更新しました。
最後は少し毛色を変えて、旧村上ファンドで思惑がある京成電鉄<9009>とオリエンタルランド<4661>をピックアップしてみました。オリエンタルランドの筆頭株主である京成電鉄は、その保有株を11月に売り出した事で話題になりました。2社とも似たようなチャートを形成しており下落基調から切り返せるか…。アクティビストの動きも気になります。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
株探ニュース