ダイビルと宇徳がS高カイ気配、商船三井が完全子会社化目指しTOB
ダイビル<8806>、宇徳<9358>がストップ高カイ気配。商船三井<9104>は11月30日、両社に対して完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表した。TOB価格はダイビルが1株2200円、宇徳が1株725円としており、これにサヤ寄せする格好となっている。
商船三井は現在、ダイビル株の51.91%、宇徳株の66.87%を所有している。買い付け予定数は、ダイビルが5515万6001株(下限1692万8034株、上限設定なし)、宇徳が1432万7663株(下限・上限設定なし)。買い付け期間は12月1日から2022年1月18日まで。
なおTOB成立後、ダイビルと宇徳は所定の手続きを経てそれぞれ上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は11月30日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
株探ニュース