ギックスがS高、トヨタモビリティパーツと「AI整備見積りシステム」を共同開発
ギックス<9219>がストップ高の1058円に買われている。午前9時ごろ、トヨタ自動車<7203>グループのトヨタモビリティパーツと「AI整備見積りシステム」を共同開発し、3月1日にトヨタモビリティ新大阪に提供を開始したと発表しており、これを好感した買いが流入している。
「AI整備見積りシステム」は、自動車ディーラーや自動車整備工場向けに提供する、AIによる車の部品交換・整備予測を支援するシステム。車両情報をシステムに入力するだけで、AIが約80項目の整備内容を診断し整備の必要有無について推奨度を算出した「AI診断書」を作成。「AI診断書」により、サービススタッフは入庫前段階の顧客に対してデータに裏付けられた整備内容の提案・見積もりが可能となるほか、入庫後の整備作業においてもAIの診断結果をもとに作業計画の改善を図ることで、エンジニアの作業負荷削減を実現することができるとしている。なお、25年からは全国トヨタ車両販売店へ順次サービス提供を開始する予定としており、業績への貢献が期待されている。
最終更新日:2024年04月08日 12時41分
株探ニュース