GRCSがS高カイ気配、第1四半期営業利益が黒字転換し通期計画上回って着地
GRCS<9250>がストップ高の2220円水準でカイ気配となっている。前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(23年12月~24年2月)連結決算が、売上高8億6800万円(前年同期比28.6%増)、営業利益8700万円(前年同期9600万円の赤字)、最終利益6600万円(同1億600万円の赤字)となり、営業黒字転換した上に通期予想を上回ったことが好感されている。
主力のGRCソリューション・プロダクトで生成AIの活用促進と導入によるリスクの最小化などをサポートする「生成AIセキュリティリスクマネジメント支援サービス」を開始したほか、フィナンシャルテクノロジーで売り切り型ライセンスを販売したことなどが寄与した。
なお、24年11月期通期業績予想は、売上高33億1500万円(前期比19.1%増)、営業利益5300万円(前期1億4500万円の赤字)、最終利益1700万円(同2億8000万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース