ブティックスなど直近IPO株が高い、初値急騰相次ぎセカンダリー市場でも人気化
ブティックス<9272>や日本リビング保証<7320>、SOU<9270>など直近IPO銘柄が高い。3日に東証マザーズに新規上場したブティックスは、上場2日目の4日に公開価格(1350円)を2.4倍上回る3210円で初値をつけた。セカンダリー(流通)市場に移ってからも人気は継続し、5日に続きこの日もストップ高と連騰している。同社は介護事業者を対象とした商談型展示会の開催やM&A仲介、eコマースによる介護用品の販売などを展開している。日本リビング保証も1日に東証マザーズに新規上場し、上場2日目に公開価格(1760円)を2.9倍上回る5100円で初値をつけた。SOUは3月22日に東証マザーズに新規上場し初値は公開価格(3300円)を24%上回る4100円だったが、その後、上昇基調を強め、この日7540円をつけ高値を更新している。
足もとでIPO銘柄の人気化は顕著で、上場2日目に公開価格に比べ2倍強に上昇して初値をつける銘柄が続出する状況にある。全体相場に先行き不透明感が漂うなか、外部環境に左右されにくいIPO銘柄を物色する動きは膨らんでおり、上場後も一段の上値を狙う動きが強まっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース