Jインフラは大幅安で上場来安値更新、分配金予想を下方修正
ジャパン・インフラファンド投資法人<9287>は大幅安で上場来安値更新。9日取引終了後、25年5月期(6カ月決算)の運用状況の予想について純利益を4億7400万円から5億1800万円へ上方修正すると発表した。新規物件の取得が寄与する見込み。一方、利益超過分を含む分配金について2850円から2000円へ下方修正しており、これが売り材料視されているようだ。
同時に25年11月期(同)の見通しを明らかにし、純利益は8億4300万円、利益超過分を含む分配金は据え置きの2000円とした。また、あわせて発表した補足説明資料で今後の利益超過分配金の在り方について方針を示した。従来は減価償却費のうち?定?準を利益超過分配していたが、足もとの金融動向などを踏まえて今後は資産価値向上に資する資金の活用にシフトし、投資主価値の向上を目指すという。
株探ニュース