三井倉HDが3日ぶり大幅反発、九州地区の半導体取り扱い好調で今期利益予想引き上げ
三井倉庫ホールディングス<9302>が3日ぶりに大幅反発。前週末2日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を見直した。今期の利益予想を引き上げており、好感されたようだ。通期の経常利益予想を6億円増額して148億円(前期は210億1000万円)に引き上げた。売上高の見通しは据え置いた。紅海情勢やパナマ運河の通行制限の影響による航空輸送へのシフトが発生するなか、国内では九州地区の半導体の取り扱いが好調に推移。収受料金の適正化が計画を上回って推移し、利益が想定に対して上振れする見込みとなった。
株探ニュース