キユソ流通が急反発、3-5月期は20%経常増益、足元の業績回復を好感
キユーソー流通システム <9369> が急反発。4日大引け後に発表した18年11月期上期(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比7.0%減の22.3億円だったが、第1四半期時点の44.3%減益から改善したことが好感されたようだ。
食品メーカーなどを得意先とする共同物流や、コンビニエンスストアなどの流通業を主な得意先とする専用物流の新規・領域拡大が伸長し、増収を確保した。一方、運送業務の合理化や保管の効率化などが進展したものの、運送コストや燃料調達コストなどの増加が響き減益となった。
直近3ヵ月である3-5月期の連結経常利益は前年同期比19.6%増の16.7億円だった。上期実績の通期計画50.5億円に対する進捗率は44.2%となり、5年平均の44.1%とほぼ同水準となった。
株探ニュース