日本通信が商い急増のなか大幅高、4~9月期営業利益が前年同期比5.6倍化
日本通信<9424>が出来高を大きく膨らませて急動意、一時15%高の258円まで買われた。出来高流動性の高い低位材料株の強みを存分に発揮している。仮想移動体通信事業者(MVNO)の草分けで業績は長らく苦戦を強いられていたが、前期を境に急速に回復歩調をたどっている。MVNOは低価格帯へのニーズを取り込み個人向け契約件数を大きく伸ばしているほか、法人向け需要の開拓も収益向上に寄与している。
10日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業利益が前年同期比5.6倍の2億9300万円と大幅な伸びを達成、これが個人投資家を中心とした短期資金の食指を動かした。23年3月期業績予想については未開示ながら、22年3月期通期の営業利益が2億7900万円であり、今期は既に上期時点でそれを上回っている。
最終更新日:2022年11月11日 15時01分
株探ニュース