関西電が急騰、24年3月期最終利益17倍化し18年ぶり過去最高益更新へ
関西電力<9503>が急動意、一時13.6%高の1523円と異彩高に買われる場面があった。同社が28日取引終了後に発表した24年3月期の業績予想は、営業損益が4100億円(前期実績は520億5600万円の赤字)と大幅黒字転換を果たすとともに、最終損益は前期比17.3倍となる3050億円と急拡大し、18年ぶりに過去最高利益を大幅更新する見通しを示した。福井県の高浜原子力発電所の1号機と2号機を夏までに再稼働させる計画にあり、これによる稼働率上昇が利益を押し上げる。業績の変貌度合いが顕著で、株価にポジティブザプライスを与えた格好だ。
株探ニュース