メタウォータが急反発、21年3月期は8期ぶり経常最高益と増配見通し
メタウォーター<9551>が急反発している。27日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常利益は81億3200万円(前の期比6.7%増)で着地。続く21年3月期の同利益は90億円(前期比10.7%増)と8期ぶりに過去最高益を更新する見通しになり、これを好材料視する買いが向かった。
今期は公民連携事業をはじめとする大型案件や長納期案件などの受注が順調に積み上がるなか、収益力の強化に向けた合理化やコスト削減などに注力し、利益率が向上する見込みだ。なお、新型コロナウイルスの感染拡大による業績への影響は織り込んでいない。併せて、今期の年間配当は前期比9円増の80円に増配する方針としたことも評価材料となったようだ。
株探ニュース