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AViC Research Memo(3):企業説明(2)

特集
2025年3月10日 14時03分

株式会社AViC<9554>マーケットと、そのマネージメント・ビューポイントというところですが、我々の業界というのは、毎年伸びているような状況です。

少し細かくなりますが、マネージメント・ビューポイントとして、市場・競合の環境、そして自社の環境を、俯瞰的にまとめています。インターネット広告に関しては伸びているというようなマーケットです。今後も、同水準の成長は見込まれますが、中小規模を含む競合の企業は数多く存在していますので、それぞれの会社の顧客獲得の難易度は高止まりしていくのではないかなと思います。

さらに、自動化などが進展していますので、サービスの品質が一定均質化して、競合との差別化が困難になっていきます。各プロダクト単位でもう一段階高い品質のサービスを提供することは当然のこととして、お客様の売上・利益に貢献するために提供するプロダクトの拡張やマーケティング全体の戦略立案が求められるため、ますます難易度も増しているといる状況です。にもかかわらず、従来のメディア別やプロダクト別の縦割りで肥大化した組織のままでいると、案件執行の費用を上回る利益の確保は困難になっていく時代だと思います。

当社は、先ほどお話しした通り、サービスの競争力を活かし、単独での顧客獲得に加えて、ADKマーケティング・ソリューションズ様との協業、合弁会社等によって継続的かつスピーディーにエンタープライズ顧客の獲得が順調に進んでいます。また、自社開発ツールの活用や科学的な人材育成方法によって、スピーディーに多能化を進め、人材を確保することで増加するお客様に対応するために、サービスを属人化せずに組織として提供できる体制を構築しています。さらに、提供プロダクトの拡張を継続しながら、お客様に合わせたマーケティング全体を立案することで、お客様の利益拡大に貢献し、お客様から選ばれる存在になってきたと確信しています。また、お客様が求めるサービス水準に合わせて適切な人員配置や工数管理などを定量的なデータに基づいて実行することで、利益率の確保も順調に進んでいます。

●はっしゃん

市原様、この辺りでももう1回質問させていただいてもよろしいでしょうか。

■AViC市原

はい。

●はっしゃん

御社の強みや市場環境とかのご説明をしていただいていますが、私は初心者なので、基本的質問をさせていただきます。前提として、インターネット広告市場が非常に伸びているというお話がありましたが、日本全体では人口が減少しています。例えば、ネット広告は新聞、テレビ、ラジオといった、いわゆるオールドメディアからシェアを奪っていることがその成長の要因と捉えてよろしいでしょうか。

■AViC市原

そうですね。はい、おっしゃる通りです。

●はっしゃん

では、根幹的にもネット広告自体に強みがあるということですね。

■AViC市原

そうですね。どのくらいの予算を投じ、どのくらいの指標が獲得され、そこからどのくらいの収益が得られたのか、といった形でROIを計算することができます。お客様からすると、損益分岐点を超えて利益が出ていれば、さらに積極的に投資していくことを意思決定されますし、その結果、これまで獲得状況が不明瞭だったオールドメディアへの予算は、自ずとシフトしていくと考えています。

●はっしゃん

はい、ありがとうございます。御社では、広告業務の属人化を排し、システム化することで業務を効率化し、単価を抑えながら成長を続けているということですね。ありがとうございます。よくわかりました。

■AViC市原

はい。数字のお話をさせていただきます。直近の1Qに関しては、YoY(前期比)で増収増益を達成しています。

先ほど申し上げた通り、大型のお客様を中心に新規の獲得が非常に順調に進捗しています。

売上高としては+9.1%、売上総利益+27.4%、営業利益としては+90.2%と、特に利益に関して大きな増益ができております。特に、固定費の増加が限定的な中、エンタープライズのお客様からの高採算案件の受注拡大やSEOコンサルティングサービスにおけるAI化、自動化をしていくことによって、外注費の削減、M&AしましたFACT社のPMIの完了等によって、当社の重要な経営指標の一つである営業利益の絶対額に関しては、1.5億円を超えて過去最高の四半期業績となりました。1Qは計画以上に上振れて着地しています。また、2025年の9月期の2QはYoY(前期同期比)、そして、QoQ(前四半期比)ともに、現時点で増収増益の確度が高く見通せている状況です。

そして、当社にとって重要な指標である人員の採用に関しても若干の乖離はありますが、大きな問題とは捉えていません。むしろ、マネージャー等の中間層の育成、そして業務委託の活用、自社開発ツールの機能向上によって、増加する需要に対する供給体制の強化が順調に進んでいます。自社開発ツールの浸透等によって、社員の育成、成長が順調に進み、高い生産性を維持できています。

■AViC市原

1Qの業績です。YoY(前期同期比)、QoQ(前四半期比)ともに、トップラインが伸び、そして粗利も非常に高い成長を遂げました。また、営業利益については、前期8,000万円から90%増ととなり1.5億円を超えています。さらに、営業利益率に関しても、過去最高となる約30%に近い、非常に良好な水準です。

通期の業績についても、順調に進捗しています。

《MY》

提供:フィスコ

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