東宝は上場来高値圏を快走、「鬼滅の刃」映画最新作が好スタート
東宝<9602>は4日続伸。上場来高値圏を快走している。18日に公開されたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が公開3日間の日本歴代興行収入の過去最高を記録したことがこの日伝わった。同期間の興収は55億円を超え、観客動員数は384万人に達したという。これを受け、ソニーグループ<6758>傘下のアニメ制作会社アニプレックスと映画を共同配給する東宝に思惑的な買いが入っているようだ。
同映画が記録的な好スタートを切るなか、「鬼滅の刃」の関連グッズを手掛ける銘柄にも物色が広がっている。プラモデル・フィギア製造の壽屋<7809>は一時5%高に買われ年初来高値を更新、傘下でキャラクター商品の企画・製作・販売を行う貴金属リサイクルの中外鉱業<1491>も動意づいている。
株探ニュース