アインHDが続急落、第1四半期増収増益も上期予想に対する進捗率32%にとどまる
アインホールディングス<9627>が続急落している。前週末2日の取引終了後に発表した第1四半期(5~7月)連結決算は、売上高814億7000万円(前年同期比8.6%増)、営業利益27億5300万円(同5.4%増)、純利益17億400万円(同30.2%増)と増収増益となったものの、上期の営業利益予想に対する進捗率が32%にとどまることが嫌気されているようだ。
前期及び今期の新規出店や5月に買収したファーマシィホールディングスの効果により調剤薬局事業の売り上げが伸びたほか、リテール事業の美と健康をテーマにしたドラッグストア「アインズ&トルぺ」も堅調に推移した。なお、23年4月期通期業績予想は、売上高3630億円(前期比14.8%増)、営業利益200億円(同32.1%増)、純利益110億円(同55.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース