スクエニHDは切り返し急、為替差益計上で4~6月期純利益45%増
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は急伸し、10日ぶりに反発。4日の取引終了後に23年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、純利益が前年同期比45.0%増の183億5500万円となった。足もと同社株への売りが続いていたことから、今回の大幅増益を受けて大きく切り返す展開となっている。
円安による為替差益の計上が利益を大きく押し上げた。新作タイトルの発売があった前年同期からの反動や、既存タイトルの弱含みなどが影響し、売上高は同15.5%減の748億7600万円、営業利益は同16.7%減の144億3000万円と減少した。
株探ニュース