シーイーシーが大幅続落、23年1月期利益予想を下方修正
シーイーシー<9692>が大幅続落している。前週末10日の取引終了後、23年1月期の連結業績予想について、営業利益を50億円から45億円(前期比7.0%増)へ、純利益を34億円から33億円(同8.6%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は480億円(同6.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、サービスインテグレーション事業で前期に発生した不採算案件で更なる納期遅延が生じ、それに伴う同社の開発作業費用と、22年10月から23年2月までの顧客先既存システム維持費用を第1四半期に追加の受注損失引当金として計上したことが要因としている。
同時に発表した第1四半期(2~4月)決算は、売上高118億100万円(前年同期比2.8%増)、営業利益9億円(同35.0%減)、純利益8億3700万円(同12.3%減)だった。
株探ニュース