会社側からの【修正の理由】

２．業績予想の修正の理由（１）連結業績について当社グループの宿泊事業部門におきましては、訪日外国人旅行者によるホテル利用は堅調に推移しましたが、新規開業ホテルや民泊等との競争が激化したため客室単価は伸び悩みました。また、当社主幹ホテルであるホテル・アゴーラ リージェンシー堺における大型宴会や婚礼受注が不振に終わったこと等により、売上高では業績予想値を下回る7,600百万円となる見込みです。費用面では、運営費用の圧縮に努めましたが、慢性的な人手不足の解消と訪日外国人旅行者に対するホスピタリティー技能を持った人材の積極的な確保を行ったことにより、運営費用に占める人件費の割合が増えたことに加え、ホテル・アゴーラ リージェンシー堺の5周年を記念したイベント費用が想定を上回ったこと等により営業損失は30百万円となる見込みです。営業外収益においては、当社の保有する豪ドル建て資産に係る持分法による投資利益53百万円、為替差益51百万円、不動産賃貸事業の一部資産の売却に係る入金の違約金として40百万円等を計上しました。一方、営業外費用として支払利息45百万円等を計上したことにより、経常利益は70百万円となる見込みです。特別利益として霊園事業の株式取得に係る有価証券報告書等の訂正に関する補償金 267百万円、賃貸借契約解約益51百万円等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期期純利益は250百万円となる見込みです。（２）個別業績について平成29年12月期通期個別の売上高につきましては、当社の主力事業である宿泊事業の実態をより適切に表示する目的から当社子会社である資産保有特別目的会社に匿名組合出資に対する配当金をそれまでの営業外収益から売上高に表示の変更をすることと致しました。これに伴い、売上高は310百万円となりましたが、上記配当金による収入が想定を下回ったこと等により、経常利益は13百万円となる見込みです。３．営業外損益の計上営業外収益（持分法による投資利益の計上）平成29年12月期第３四半期連結累計期間（平成29年１月１日～平成29年９月30日）において、持分法による投資損失30百万円を計上しておりましたが、その後の豪州における持分法適用関連会社の損益を当社の持分に応じて取り込んだ結果、持分法による投資利益は53百万円となる見込みです。