トランスコスは新高値更新、アウトソーシングサービス好調で4~6月期経常は2.7倍
トランス・コスモス<9715>は急反騰し、約6カ月ぶりに年初来高値を更新している。7月31日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績は、売上高784億8500万円(前年同期比7.1%増)、経常利益34億2100万円(同2.7倍)となり、これが好材料視されている。
アウトソーシングサービスの需要が拡大するなか、既存の大型業務の採算性改善や大型スポット業務の獲得などで単体サービスの利益が急拡大したことが寄与。また、前第3四半期から一部子会社を連結の範囲に含めた影響や受注が好調に推移したことで国内関係会社が大幅増収となったほか、一部上場子会社や中国・韓国子会社を中心に収益性が改善したことも大幅増益の要因となった。
株探ニュース