乃村工芸社が急反発、第3四半期に大型案件完工し22年2月期業績予想を上方修正
乃村工藝社<9716>が急反発している。13日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、売上高を1050億円から1100億円(前期比2.1%増)へ、営業利益を25億円から45億円(同7.8%減)へ、純利益を17億円から33億円(同7.4%増)へ上方修正したことが好感されている。
第3四半期において大型案件の完工があった百貨店・量販店市場、博物館・美術館市場、博覧会・イベント市場などの売上高が増加したことに加えて、原価低減に取り組み大型プロジェクトの利益率が向上したことや、人件費及び経費削減を継続したことが寄与した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高747億7000万円(前年同期比3.6%増)、営業利益31億4700万円(同2.1倍)、純利益24億300万円(同3.3倍)だった。
株探ニュース