ダイセキが急落、ダイセキS苦戦で23年2月期業績予想を下方修正
ダイセキ<9793>が急落し年初来安値を更新している。6月30日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を610億円から590億円(前期比3.7%増)へ、営業利益を140億円から136億円(同5.0%増)へ、純利益を88億円から85億円(同1.4%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
第1四半期において、ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染処理関連事業で、前期業績に大きく寄与した大型インフラ整備案件や大型工事案件の受注が端境期となり伸び悩んだことに加えて、システム機工が手掛ける大型タンクの洗浄事業で工事の完了が計画よりも遅れたことが響く見通し。
第1四半期(3~5月)決算は、売上高137億5000万円(前年同期比2.0%減)、営業利益31億4400万円(同0.6%増)、純利益22億1300万円(同10.4%増)だった。
株探ニュース