アルテックは値上がり率トップ、3DプリンターやRFIDタグ関連として人気化
アルテック<9972>が大幅高で東証1部値上がり率トップ。前週15日に上ヒゲでつけた戻り高値406円を上抜いてきた。同社は産業機械商社で企業の設備投資拡大の追い風を受けているが、18年11月期営業利益は前期の大幅増額修正の反動もあって前期比21%減の5億円を予想している。これが嫌気される形で1月下旬以降株価は下降トレンドとなり、2月14日には300円割れまで売り込まれた経緯がある。しかし、業績見通しは保守的との見方があるほか、物色テーマでは3DプリンターやRFIDタグなど切り口が多彩で、短期資金の仕切り直しの買いに弾みがついている。RFIDタグ製造装置やRFIDタグ検査装置などを取り扱っており、4月4日~6日に東京ビッグサイトで行われる「第1回次世代モバイル通信展」に非接触給電向けコンプライアンス検査装置やRFIDタグ関連装置を出展見通しにある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース