ファストリが4日続落、5月国内ユニクロ既存店売上高は12カ月ぶり前年下回る
ファーストリテイリング<9983>は4日続落となっている。2日の取引終了後に発表した5月度の国内ユニクロ売上推移速報で、既存店及びEコマース売上高は前年同月比0.6%減と12カ月ぶりに前年実績を下回っており、これが嫌気されている。
前年同月と比べて休業店舗数は少なくなったが、緊急事態宣言のエリア拡大や期間の延長により月末にかけて外出自粛ムードが強まったことに加えて、商品のニュース性や情報発信が不足していたことから販売が苦戦したとしている。なお、客数は同19.2%増だったが、客単価は同16.6%減と3カ月連続のマイナスとなっている。
株探ニュース