ファストリの9~11月期、中国ユニクロ事業低迷で最終益9%減
ファーストリテイリング<9983>がこの日の取引時間終了後に発表した23年8月期第1四半期(9~11月)の連結決算は、最終利益が前年同期比9.1%減の850億7400万円だった。中国でのユニクロ事業が新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動規制の影響を受け、全体の業績を押し下げる要因となった。
売上収益は同14.2%増の7163億9300万円だった。国内ユニクロ事業は増収となったが、11月に気温が高く販売面で苦戦したことを受け、営業減益となった。東南アジアや北米、ロシアを除く欧州では過去最高の業績となったほか、ジーユー事業も大幅な増収増益となった。通期の業績予想は据え置いた。
株探ニュース