ソフトバンクGが群を抜く売買代金こなし大幅高、アーム株売却で約4兆円調達へ
ソフトバンクグループ<9984>が大幅高、マドを大きく開け一時583円高の6443円まで買われる場面があった。売買代金は、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>を大幅に上回る高水準をこなし全市場を通じて断トツ。同社はきょう取引開始前に、同社が傘下に置く英半導体設計大手のアームの株式を米画像処理半導体大手のエヌビディアに売却することを発表、売却金額は最大で約400億ドル(4兆2500億円)となる見通しで、巨額のキャッシュ化がポジティブサプライズとしてソフトバンクGの株価を押し上げた。一方、ソフトバンクGはその対価として現金化した資金の一部をエヌビディアの株式保有に充てる見通しで、これもプラス材料として株高を助長している。
株探ニュース