ソフトバンクGが一時6.5%高、日経平均3万円大台回復を背景にインデックス買い
ソフトバンクグループ<9984>が3日続伸。日経平均寄与度の高い値がさ株にもかかわらず、全体指数が急上昇する局面でも上値の重さが目立っていたが、きょうは日経平均が3万円大台を回復したこともあり、これまでの鬱憤を晴らすがごとく400円以上の上昇をみせ、前日比6.5%高の6731円まで上値を伸ばす場面があった。今週末のメジャーSQ算出を控え先物主導の買い戻しが日経平均を押し上げている。それを背景としたインデックス買い(裁定買い)が同社株に浮揚力を与えている。中国政府の企業への統制強化の動きは警戒されるものの、足もとでは売り圧力につながる新たな動きは出ていない。同社が出資する中国電子商取引大手のアリババ<BABA>の株価は依然底値圏にはあるものの、8月下旬以降は下げ止まる動きをみせていることも買い安心感につながっている。
株探ニュース