ベルーナ、今期経常を一転12%減益に下方修正
9997ベルーナ【連結】
業績修正PDF
ベルーナ <9997> [東証P] が10月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の147億円→110億円(前期は124億円)に25.2%下方修正し、一転して11.7%減益見通しとなった。
なお、4-9月期(上期)の経常利益は従来予想の44億円(前期は46.7億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期連結業績予想につきまして、下記理由等により売上高、営業利益が当初予想を大きく下回る見通しと...
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期連結業績予想につきまして、下記理由等により売上高、営業利益が当初予想を大きく下回る見通しとなりました。また、営業利益が当初予想を下回ったことに伴い、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても当初予想を下回る見通しとなりました。(主な修正理由)・アパレル・雑貨事業において、円安の影響、原材料や資材価格の高騰を受け仕入原価が上昇したことで、商品の値上を行ったため受注単価は上昇したものの既存顧客のレスポンスが鈍化傾向となりました。また、紙代及び印刷代等の販促関連の経費が増加するなか、利益を優先するために紙媒体の発行量を抑制したことで新規顧客の獲得数が減少し、稼働顧客数が減少しました。この影響による当初予想との差異は売上高△4,878百万円、営業利益△2,685百万円となる見込みです。なお、足下では価格戦略の見直しに着手しており、レスポンスは回復の兆しが出てきております。・プロパティ事業において、ホテル事業に関しては宿泊需要の回復に伴い、既存ホテルの稼働率や客室単価等が改善したことに加え、国内新規稼働ホテルが加わったことで増収増益となりました。一方、円安の影響で予定していた海外不動産の売却案件を翌期以降に後ろ倒しさせる可能性が大きくなりました。この影響による当初予想との差異は売上高△2,324百万円、営業利益△611百万円となる見込みです。 なお、今回の業績予想修正に伴う配当予想の修正はございません。※この資料に記載されている業績等の予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
今期【修正】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旧 2024.03 | 219,000 | 14,000 | 14,700 | 9,400 | 97.2 | 20.50 | 2023-05-12 |
連結 |
新 2024.03 | 208,500 | 10,000 | 11,000 | 7,000 | 72.4 | 20.50 | 2023-10-30 |
連結 |
修正率 | -4.8 | -28.6 | -25.2 | -25.5 | -25.5 | % |
今期の業績予想
上期業績
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
22.04-09 | 98,779 | 3,689 | 4,671 | 2,849 | 29.5 | 10 | 2022-10-31 |
連結 |
予 23.04-09 | 99,200 | 4,100 | 4,400 | 3,200 | 33.1 | 10.25 | 2023-05-12 |
連結 |
前年同期比 | +0.4 | +11.1 | -5.8 | +12.3 | +12.3 | % |
今期【予想】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022.03 | 220,128 | 13,827 | 14,537 | 10,204 | 105.6 | 19 | 2022-05-13 |
連結 |
2023.03 | 212,376 | 11,217 | 12,459 | 7,417 | 76.7 | 20 | 2023-05-12 |
連結 |
予 2024.03 | 208,500 | 10,000 | 11,000 | 7,000 | 72.4 | 20.50 | 2023-10-30 |
連結 |
前期比 | -1.8 | -10.8 | -11.7 | -5.6 | -5.6 | % |