ベルーナが一時S高、総合通販が牽引し第1四半期営業利益26.5%増
ベルーナ<9997>が一時ストップ高の899円に買われ、年初来高値を更新した。前週末7月31日の取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表しており、売上高485億3400万円(前年同期比5.2%増)、営業利益24億6800万円(同26.5%増)、純利益14億9200万円(同34.0%増)となり、上期予想の営業損益6億円の赤字を大幅超過したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休業などで店舗販売事業やプロパティ事業は減収減益となった。ただ、巣ごもり需要の増大による主力の総合通販事業、専門通販事業が好調に推移し全体を牽引した。また、為替相場の変動による損失が前年同期より縮小したことも最終利益を押し上げた。
なお、21年3月期の業績予想は、売上高1750億円(前期比2.8%減)、営業利益70億円(同32.1%減)、純利益52億円(同11.3%減)と従来見通しを据え置いている。
株探ニュース