共英製鋼、上期経常を27％上方修正、未定だった配当は35円減配

会社側からの【修正の理由】

第２四半期連結会計期間において、前回業績予想では新型コロナウイルス感染拡大の事業への影響を踏まえ、出荷量の減少などを一定程度織込んでおりましたが、国内鉄鋼事業については、足元の状況が期初想定を上回る水準で推移しております。一方、海外鉄鋼事業については、ベトナム南部市場が引き続き厳しい状況にあることなどから、期初想定を下回る見込みですが、全体としては前回業績予想を上回る見通しとなりました。以上を踏まえ、2020年５月12日の「2020年３月期 決算短信」で公表した第２四半期連結累計期間の業績予想を上方修正いたします。　また、2020年５月12日時点で未定としておりました通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスが当社グループに与える影響について現時点で入手可能な情報に基づき、足元の状況を踏まえ、上記のとおりといたします。

当社は、事業活動を通じて当社の企業価値を高めることが株主への最大の利益還元となると考えております。利益配当金については、長期的観点から事業成長と企業体質の強化に必要な内部留保を確保しつつ適切な利益配分を実施する所存です。具体的には、「連結配当性向年間25～30％程度、ただし１株当たり年間配当の下限は30円」を目処として配当することを基本方針としております。　2021年３月期の配当については、前述の通期連結業績予想と当社の配当方針に基づき、前回予想では未定としておりました期末配当を１株当たり25円とし、中間配当１株当たり15円と合わせて、年間配当を１株当たり40円に修正いたします。