ＦＰＧ、前期経常を61％下方修正、配当も18.5円減額

会社側からの【修正の理由】

2020年5月13日付「第2四半期業績予想と実績との差異及び業績予想の修正に関するお知らせ」及び2020年5月13日付「Air Mauritius Limitedの任意管理手続き申請に伴う当社への影響について(開示事項の経過)」でお知らせしたとおり、2020年9月期第2四半期において、通期業績予想の修正を行いました。しかしながら、上記Air Mauritius Limited（以下、AML）に関し、AMLの破綻後も機体の継続使用について交渉を行っておりますが、決着には時間を要する可能性があることから、当社の資産に計上した販売用航空機を新型コロナウイルス感染症の影響による機体価値の低下を踏まえ損失処理をすることが妥当と判断し、2020年9月期決算において、売上原価に販売用航空機評価損1,574百万円を新たに計上することといたしました。また、上記事項に加え、売上高は2020年5月13日付で公表した業績予想よりやや減少し、営業利益については、当該売上高の減少、販売用航空機評価損の売上原価への計上及び販売コストの増加により減少いたしました。これらに加え、AMLに関し営業外損益で当該リース事業から生じた損益として当該事業のノンリコースローンの為替差損等を含めた559百万円の正味費用を計上した結果、2020年9月期通期業績予想を修正いたしました。なお、当社は保有しているオペレーティング・リース事業の匿名組合出資持分を商品出資金として計上しておりますが、その中で上記AML以外に破綻したリース先はございません。詳細は、本日公表の「Air Mauritius Limitedに関する評価損の計上に関するお知らせ」をご参照ください。