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2020年10月25日 9時30分
市況

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 中国関連株に注目!世界に先駆けて得る経済回復の果実

「中国関連株に注目!世界に先駆けて得る経済回復の果実」

●波乱に備えてキャシュポジションを高めるとき

早く終わってくれないものか。ただただ、こう願う日々だ。もちろん、終わって欲しいのは、米大統領選挙。11月3日に行われる予定で、それまであと1週間と数日といったところだ。

ただ、選挙が終わってすぐに結果が分かるわけではない。今回は郵便投票を巡って係争も予想されるため、結果が確定するまで時間を要してしまう恐れもある。しかし、選挙自体は11月3日に終わる。この原稿を書いている時点では、トランプ・バイデン両候補による最後のテレビ討論会も終わった。

それを聞いた限りでは、正直どちらが有利なのか判断できなかった。しかし、それで構わない。選ぶのは米国の有権者たちであり、彼らの選択基準は日本人である私には分からないからだ。

とはいえ、その結果は私たちの投資に影響することになる。そのため、今週中はキャッシュポジションを高める。これをお勧めしたい。今週の最終売買日は30日(金)。それまでに持ち株を減らしておくのが良策になる。

前述したように、どちらが勝利するかまったく分からないのだ。いまのところバイデン勝利でも肝心の経済対策が共和党案やトランプ案より民主党案が大型であるため、株式市場は急落したりはしないだろう。

こんな見方が大勢であり、私も同意できる。しかし、大きなイベントがある場合、市場は思いがけない反応を見せることがある。思いがけないことなのだから、それがどんなものか誰も予想できない。それに備えるには、やはりキャッシュポジションを高めておく。これになる。

何事もなければ、それがはっきりしたところでまた買い直せばよいことだ。それまでしばらく手を空かすということであり、精神面を含めてほとんど負担はない。

●米国リスクを念頭に中国関連を見直す

こんな状況での注目銘柄は、基本的にはトランプ、バイデンどちらが勝利しても構わない銘柄にしたい。

それは、 中国関連株になる。いま世界でもっとも回復力が強いのは中国だ。コロナの感染拡大を世界に先駆けて食い止めたことで(その経緯の是非はここでは問わない)、経済は成長軌道に戻りつつある。

この点を考えると、中国での販売に力を入れている代表的な企業としてはコマツ <6301> がある。この会社にとっては不本意だろうが、株式市場ではいわゆる「中国関連」株の代表的銘柄とされている。中国経済が回復に向かうとなると、当然コマツが得意とする大型建設機械の需要は上向くため株価も期待が持てる。

同様の観点から日立建機 <6305> も。両銘柄とも大型機械に強いが、一方で小型建機に強い竹内製作所 <6432> がある。

そして、もう一銘柄。建機用フィルターに強いヤマシンフィルタ <6240> も魅力的だ。

中国でのブランド力が驚くほど高いのが、資生堂 <4911> 。中国の女性たちは訪日が難しくなっているため、ネットでの化粧品購入を増やしており、今後も当面続くと見てよい。

中国でも美顔器販売が好調なことから、ヤーマン <6630> の現在水準もリスクが低いと見る。

設備投資関連株にも目を向けておくと、安川電機 <6506> がある。中国での自動車販売好調を背景に製造も回復、加えて5G関連製品向けロボット需要も上向く方向となっており、株も期待が持てる。

2020年10月23日 記

株探ニュース

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