タカキタ、今期経常を一転56％減益に下方修正

会社側からの【修正の理由】

2021年３月期の業績予想につきましては、前回公表の予想において農業機械事業における小型肥料散布機等の新製品投入効果や、国の畜産クラスター事業による細断型シリーズを中心とした高額製品の受注残が採択されることを想定し、需要期である第２四半期で一定の増収を見込んでおりましたものの、当第２四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、国産農産物の消費低迷等に伴う農業従事者における機械投資意欲の減退や、実演活動の自粛を含めた国内外における営業活動の縮減に加えて、畜産クラスター事業の採択遅れの影響を受け、エサづくり関連作業機等の受注が大幅に減少となりました。　新型コロナウイルス感染症の影響は依然として厳しい状況にあるなか、一定レベルの社会経済活動が再開されておりますが、主力の農業機械事業におきましては、引き続き国内外における営業活動の縮減が懸念され、軸受事業においては産業界全体の設備投資の動向等が依然として先行き不透明であります。　そのような状況下と当第２四半期累計期間の結果を踏まえ、当第３四半期以降は畜産クラスター事業による受注残の採択が一定程度進み、上半期の落ち込みをカバーするまでには至りませんが、前回公表時に想定していた前年下期程度の基調で売上が推移すると見通して、業績予想を算出いたしました。　今後、国内外における新型コロナウイルス感染症の動向等により、当社の業績は大きく変動する可能性があります。業績予想の修正が必要と判断される場合には、速やかに公表いたします。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。