興研、非開示だった今期経常は76％増益、未定だった配当は20円増配

会社側からの【修正の理由】

2020年12月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を合理的に算出することが困難であることから未定としておりましたが、最近の業績動向を踏まえ現時点で入手可能な情報や予測に基づき業績予想数値を算出しましたので、お知らせいたします。　マスク関連事業においては、新型コロナウイルス感染症の発生・拡大により、上期は医療機関向けの感染症対策用マスクの需要が急増しました。下期に入りましても、医療分野での需要は堅調であり、それに加え備蓄用の受注も増加していること及び現在の受注残の状況から、2021年3月頃までは、フル生産での対応が必要と想定しております。その一方で当社の主要顧客である製造業の生産稼働率低下の影響により、産業用マスクの下期売上高は、前年に対し5～10％程度の減少が見込まれます。　その他事業につきましては、訪問営業の自粛の影響は避けられず、事業全体の売上高は、前年を下回る見込みです。　なお、今回の業績予想は、今後の様々な要因により予想値と実績が大きく乖離する可能性があります。

当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、安定的配当の維持及び向上を図ることを基本方針としており、これまで特別要因に伴い業績が大きく伸びた期は、特別配当という形で還元させていただいております。　2020年12月期の期末の配当予想につきましては、これまで未定としておりましたが、当期の業績予想及び現在の財務状況等を勘案し、当期は前期と同様の普通配当25円に特別配当20円を加えた１株当たり45円の配当を実施する予定です。　なお、本件につきましては、2021年3月開催予定の第58期定時株主総会に付議する予定であります。（注）上記の業績及び配当の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後の様々な要因により、予想値とは異なる可能性があります。