クイック、今期経常を14％上方修正、配当も3円増額

会社側からの【修正の理由】

2021 年３月期の当社グループを取り巻く環境につきましては、依然として新型コロナウイルスの感染拡大の終息時期の見通しが立たず、国内外ともに景気の先行きは不透明な状況です。　こうした中、当社グループが強みを持つ医療・福祉分野や建設分野、半導体分野等における専門職の採用ニーズは引き続き高く、また、コロナ禍の終息を見越した企業の採用活動や販促活動も徐々に活発化してまいりました。　これに伴い、主力の人材サービス事業及びリクルーティング事業、情報出版事業等が想定よりも順調だったことに加え、人材サービス事業におけるプロモーション費用をはじめとする経費圧縮等の取り組みの結果、売上高、利益とも前回発表予想を上回る見込みとなりました。

当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と位置付け、財務体質の強化や今後の事業展開等を考慮した上で、親会社株主に帰属する当期純利益の40％を配当性向の目処とすることを基本方針としております。　今回発表の2021 年３月期通期連結業績予想の修正のとおり、親会社株主に帰属する当期純利益予想を上方修正したことに伴い、普通配当の１株当たり期末配当予想につきましても、上記方針に基づき、2020 年10 月30 日付「通期業績予想の修正および配当予想の公表に関するお知らせ」の予想から３円増額し、16 円に修正することといたしました。　この結果、2020 年10 月12 日付「創業40 周年記念配当に関するお知らせ」にて発表いたしました創業40 周年記念配当と合わせまして、2021 年３月期の年間配当金につきましては、１株当たり40 円（第２四半期末18 円、期末22 円）となる予定であります。　（注）上記の業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、　　　　実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。