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すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 土志田剛志さんの場合-1

特集
2018年11月2日 12時02分

ボラの高いバイオ株で30億円以上を築いた「手堅さ」

登場する銘柄:そーせいグループ <4565> 、ラクオリア創薬 <4579>

筆者:福島 由恵

金融機関出身のフリーライター。株式、投資信託、不動産投資などを中心とした資産形成に関連する記事執筆を主に担当。相続、税金、ライフプラン関連も数多く執筆。

いってんがい土志田 剛志さん(30代・男性)

日頃は弁護士として活躍する兼業投資家。2007年から繰り返して投資を手掛けたバイオ株のそーせいグループ <4565> の株価大幅上昇に乗り、約10年で資産は30億円に到達。投資分野を絞り込んで自身の知識と分析内容を継続的に深め、適正株価を見極めながら投資する方法が実を結ぶ。現在のポートフォリオは全体の約3分の2を値上がり益狙い、残りを配当や魅力的な銘柄に配分し配当収入は年間2000万~3000万円になる。

通常なら手を出しにくい状況の中で投資を決めたのは、長い期間をかけて同社を分析していたことがあるが、同時に土志田さんの投資方針が「資産を減らさない」ことが大前提にあるためだ。冒頭で紹介した信用取引をしないのも、個別株取引なら最悪でも投資額が0円になる損で食い止められるためだ。

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