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ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (18)指数の動きを逆手に取った銘柄選びをやってみよう

特集
2020年4月9日 14時40分

個別銘柄の選別に指数・セクターの動きを反映させる

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆「業種別騰落ランキング」、セクター動向を把握

次に「東証1部【業種別】騰落ランキング 」をみていきます。株式市場に上場する銘柄は大まかにではありますが、主要な業種(セクター)にそれぞれ振り分けられています。「東証1部【業種別】騰落ランキング」は、どのような業種が動いたのかをランキング形式でまとめたものです(図5参照)。

図5 「業種別騰落ランキング」

ゼロから始める「株探」業種別騰落ランキング

日経平均株価の値動きだけを見ると、「今日は高かった」「今日は安かった」といった表面的な確認だけで終わってしまいがちです。しかし、「株価注意報」の「本日の活況銘柄」「本日の株価上昇率ランキング」「本日の株価下落率ランキング」「本日のストップ高銘柄」「本日のストップ安銘柄」「本日、昨年来高値を更新した銘柄」「本日、昨年来安値を更新した銘柄」を見ると、その日に発表されたニュースなどを手掛かりに、さまざまな業種の銘柄が入れ替わりながら動いていることがわかります。

円高に弱い業種、円高でメリットを受ける業種、原油価格の変動の影響を受ける業種、米国での物色動向の影響を受けやすい業種など、さまざまな特徴を持つ業種が存在します。業種ごとに株価はそれぞれ異なる動きをみせますので、業種別株価指数のチャートをチェックしておくことも必要です(業種別株価指数の目次はこちら。「株探ヘルプ 指数のチャートを見たい」

このように業種ごとに特徴がありますので、それぞれの業種にどのような銘柄があるのか、確認しておくとよいでしょう。たとえば「東証1部【業種別】騰落ランキング 」をみると、「サービス業」の表示がありますが、銘柄数は「221」と記載されています。つまり、この業種に属する銘柄は221あるわけです。どのような銘柄が「サービス業」に属しているのかは、「サービス業」をクリックすると確認することができます(図6参照)。

図6 「業種:サービス業の銘柄」

ゼロから始める「株探」業種:サービス業の銘柄

クリックで表示された「業種:サービス業の銘柄」の表の上には、「市場別」と「時価総額別」の2種類のフィルターが用意されています。「市場別」では「全市場」「1部」「2部」「新興」と上場市場ごとに、「時価総額別」では「全銘柄」「-50」「50-100」「100-300」「300-1000」「1000-」と時価総額ごとに銘柄の表示を切り替えられるようになっています。個人的には、時価総額ごとよりも、市場ごとに判別をした方が特徴の似た銘柄を把握することができますから、時価総額よりも市場ごとで検索した方がよいでしょう。

最近は証券コードの空き番号が少なくなったので一概に「このセクターは何番台」と言えなくなってきましたが、傾向としては同じセクターの企業が証券コードでは千番台ごとにまとめられて、比較的に特徴の似た企業が近くに並べられていますので、ある程度目星をつけて確認していくとよいでしょう。

株式市場の地合いが悪いと、株価の動きに一喜一憂して右往左往しがちです。こういう時こそ「株価注意報」に掲載されている情報をしっかりと確認し、どのような売買戦略を立てていくのかを決定しなければなりません。日々の努力を忘れないようにしましょう。

次回以降も、引き続き銘柄選びなどの参考に使いたい各種情報やテクニカル指標について解説していきます。

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