本日注目すべき【好決算】銘柄 ビジョナル、アークランド、フィット (13日大引け後 発表分)

注目
2021年9月14日 7時01分

13日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ビジョナル <4194> [東証M]  ★今期経常は31%増で2期連続最高益更新へ

◆21年7月期の連結経常利益は前の期比0.9%増の22.7億円で着地。続く22年7月期も前期比31.5%増の29.9億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はプロフェッショナル領域の採用支援市場の回復を背景に、主力のビズリーチ事業の収益拡大を見込む。

フィット <1436> [東証M]  ★5-7月期(1Q)経常は2.9倍増益で着地

◆22年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期非連結比2.9倍の1.6億円に急拡大して着地。投資用太陽光発電設備の販売を手掛けるクリーンエネルギー事業の売上高が大幅に増加したほか、スマートホーム事業で販売棟数が36棟と前年同期の16棟から2倍強に膨らんだことが収益を押し上げた。

第1四半期実績だけで、通期計画の2.9億円に対する進捗率は57.2%に達しており、業績上振れが期待される。

ユークス <4334> [JQ]  ★今期経常を85%上方修正

◆22年1月期の連結経常損益を従来予想の3億1400万円の黒字→5億8000万円の黒字(前期は3億2900万円の赤字)に84.7%上方修正した。ゲームソフト分野におけるプロレスゲームの順調な開発進捗に加え、パチンコパチスロ分野やモバイルコンテンツ分野で新規案件の獲得が進んでいることが上振れの要因。

Fインタ <7050> [東証M]  ★非開示だった上期経常は2.7倍増で2期ぶり最高益更新へ

◆22年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は2.6億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)に浮上して着地。自社配信スタジオの5G化などの積極投資が奏功し、デジタルによるイベント配信やオンライン案件が大幅に増加したことが寄与。

併せて、非開示だった上期(5-10月)の同利益は前年同期比2.7倍の11億円に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しを示した。

アークランド <9842>   ★上期経常を40%上方修正、通期も増額

◆22年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の91億円→127億円に39.6%上方修正。販管費が想定を下回ったことに加え、外食事業で雇用調整助成金と時短協力金を助成金収入に計上したことが要因。

併せて、通期の連結経常利益も従来予想の195億円→231億円に18.5%上方修正。増益率が15.0%増→36.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

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