天昇電気工業---3Qは2ケタ増収・大幅増益、成形関連3事業が2ケタ増収に

材料
2023年2月15日 18時19分

天昇電気工業<6776>は14日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.1%増の176.68億円、営業利益が同158.6%増の5.68億円、経常利益が同121.2%増の6.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同151.9%増の4.93億円となった。

日本成形関連事業の売上高は前年同期比20.5%増の144.79億円、セグメント利益は3.42億円(前年同期は0.34億円の損失)となった。納入先である自動車メーカーの完成車工場で操業停止や減産が引き続き実施されたものの、生産量は回復傾向にある。また2021年7月より連結子会社とした竜舞プラスチックの売上も寄与した。

中国成形関連事業の売上高は前年同期比72.1%増の5.92億円、セグメント利益は同193.4%増の0.83億円となった。主要顧客からの受注が大幅に増加したことに加え、利益率の高い受注も好調に推移した。

アメリカ成形関連事業の売上高は前年同期比25.5%増の23.79億円、セグメント損失は0.38億円(前年同期は0.48億円の利益)となった。半導体の供給不足は続いているものの、家電等の生産量は回復傾向にある。一方、メキシコ第二工場新設に伴う先行経費を計上しており、コストは増加した。

不動産関連事業の売上高は前年同期比0.1%減の2.15億円、セグメント利益は同0.1%増の1.75億円となった。相模原市の土地・建物、二本松市所在の土地から構成されている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.4%増の240.00億円、営業利益が同165.7%増の6.00億円、経常利益が同52.0%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.2%増の3.50億円とする期初予想を据え置いている。

《NS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.