テノックス---企業価値向上の実現に向けた取り組み

材料
2023年6月15日 18時09分

テノックス<1905>は14日、企業価値向上の実現に向けた取り組みを4点に整理したことを発表。

1点目は、企業価値の源泉であるエクイティスプレッド(ROE(自己資本利益率)-株主資本コスト)を生み出す資本収益性を確保するにはROEは最低5%必要で、ROEの引き上げがPBR(株価純資産倍率)向上の大前提であり、PBR1倍を目指すためにはROEを8%以上にする必要があるとしている。

2点目は、主な指標の過去10年間の推移から見える課題として、同社の成長性に対する市場の評価は低く、積みあがった自己資本の有効活用が不可欠であり、ROEの引き上げが急務、としている。

3点目は、ROE引き上げの施策として、1,利益増加、2.将来のキャッシュを生み出す成長分野への投資拡大、3.資産の有効活用、4.株主還元政策をあげている。

4点目は、次期中期経営計画(2024年度~2026年度)においてROE8%以上に再チャレンジするとしている。

同社は、来年5月開示予定の次期中期経営計画において課題解決策を織り込んだ企業価値向上計画を開示するとし、PBR向上を目指してIR活動の一層の充実に努め、ステークホルダーの意見を直接聞き経営に反映させ、持続的な成長を図っていくとしている。

《AS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.