東京株式(寄り付き)=買い優勢、目先リバウンド期待も不安定な地合い
22日の東京株式市場は強弱観対立も買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比172円高の3万7240円と反発。
前週末は先物主導で日経平均は大きく売り込まれたが、足もとで下げ過ぎの是正を狙った押し目買いやショートカバーの動きが観測される。前週末の米国株市場では中東の地政学リスクに対する過度な不安心理が後退し、NYダウが200ドルを超える上昇を示す一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は下げ止まらず6日続落となった。中東情勢を横目に不透明感は拭えず、週明けの東京市場も不安定な地合いが想定される。取引時間中はアジア株市場の動向や米株価指数先物の値動きに左右されそうだ。