「人工知能」が3位にランク、AI革命は早くも次のステージ「エージェント」に移行へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が3位となっている。
ビジネスや日常生活に浸透している人工知能(AI)は、米オープンAIが2022年11月に公開した対話型生成AI「ChatGPT」によって利活用される場面が更に増えた。総務省が公表している24年版の情報通信白書は生成AIを「人類史上有数の革命」と位置づけているが、AI革命は早くも次のステージ「AIエージェント」に移行しつつある。
AIエージェントとは、環境と対話し、データを収集し、そのデータを使用して自己決定タスクを実行して、事前に決められた目標を達成するためのソフトウェアプログラム。対話型AIは人間のように自然言語で会話し、ユーザーからの質問に対して柔軟に回答することができるが、会話することを目的としているため、何かお願いしたい場合はユーザー側でタスクを検討し指示する必要がある。AIエージェントはユーザーから与えられたタスクを遂行するため、AI自身がタスクを判断して実行するという点が大きく異なっている。
海外では米アルファベット<GOOG>傘下のグーグルや米マイクロソフト<MSFT>といったテック大手が相次いでサービスを開始しており、国内でも富士通<6702>やNTTデータグループ<9613>がサービスを展開。NEC<6701>は25年1月から順次提供する予定だ。
このほかでは、ブレインパッド<3655>、ヘッドウォータース<4011>、サークレイス<5029>、TDSE<7046>などが関連銘柄として挙げられる。