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システムサポートホールディングス:OUTPERFORM継続【今村証券アナリストレポート】

材料
2026年9月8日 16時10分

担当 近藤 浩之

●システムサポートホールディングス<4396>[東証P]

レーティング: OUTPERFORM(2026/3/3)→ OUTPERFORM

◆クラウド・AIに特化した技術者集団

◆株価は回復

◆今期からの3年間は年率2桁成長を見込む

【タイトル】

(注)2026年1月1日付で株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、23/6期~26/6期のEPS・1株配、26/6期のBPS・CFPSは23/6期首に分割が行われたと仮定して算定。

出所:システムサポートホールディングス、ブルームバーグ、今村証券

◆クラウド・AIに特化した技術者集団

独立系のITサービス企業。クラウド分野(クラウドインテグレーション事業)に重点を置く。①顧客知見(エンドユーザー直接取引比率74.8%(システムサポートの売上高に占める割合:前期(2026年6月期))による深い顧客業務理解)、②マルチクラウド(ServiceNow、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureなど主要ベンダーとの強固なパートナーシップ・高度な技術認定)、③フルスタック対応(情報システムの企画・コンサルティングから、システム開発、クラウド導入、運用・保守までをワンストップで提供)―を強みに、AI(人工知能)時代の企業の成長・変革需要に対応する。

◆株価は回復

株価は6月に936円まで下げた。昨年末からの下落率は35%であり、1年2カ月ぶりの安値を付けた。「アンソロピック・ショック」「SaaS(サース)の死」と呼ばれ、AIに業務を代替されるという懸念からIT株やソフトウエア株が一斉に売られた流れが波及した。

その後、株価は反転し、直近では昨年末の水準を回復する場面があった。特に上げが目立ったのは、8月に堅調な業績、AI時代の到来を踏まえた中期経営計画を公表した後だ。これまでもAI時代を見据え、AI 関連サービスのラインアップ拡充、導入支援を行ってきた。今後はこれをより強化する方針を打ち出した。

◆今期からの3年間は年率2桁成長を見込む

前期業績は15%の増収、33%の営業増益となり、売上高営業利益率は9.5%(前年同期比+1.3ポイント)に高まった(資料1、出所:決算補足説明資料・リリース)。クラウド分野の拡大、高収益案件の増加、買収効果が寄与した。また今期(2027年6月期)会社予想の増収率は11%、営業増益率は15%だ。中期経営計画で示した来期(2028年6月期)から2年間の予想も増収率・増益率(年率)は今期とほぼ同じであり、売上高営業利益率は2029年6月期に10.3%になると見込む。

クラウド分野が引き続きけん引する。同分野の今後3年間の増収率は年率18%、営業増益率は同19%の見通しだ。AI活用を推進する企業が増え、システムの刷新、クラウド基盤やデータ基盤の整備、セキュリティ対策の強化といった需要が拡大している。業務効率化にとどめずに業務変革へ発展させる企業も多くなっている。これに対応できる存在として、前述した①顧客知見、②マルチクラウド、③フルスタック対応―の強みを活かし、受注を拡大していく。顧客がクラウドサービス移行した後は、ストック型収益であるリセール(データ利用量に応じた従量課金が売上の中心)の拡大につなげる。合わせて、技術者のクラウド分野へのスキルチェンジを進める。かつ技術者はコンサルティングやAI導入後の運用・定着などの役割を担い、開発プロセスではAI活用範囲を広げることで、収益性の向上も狙う(資料2、出所:決算補足説明資料)。

また、配当方針を変更した。従来からの累進配当(原則として減配せず、配当の維持・増配を行う配当政策)を継続しつつ、「配当性向40%以上を目安」(前期35.3%)を追加した。

【タイトル】

(注) 22.6期にセグメント区分を変更、25.6期にセグメントへの販管費配賦方法を変更
27.6期(計画)と28.6期(中計)のセグメント別売上高・営業利益は今村証券予想

【タイトル】

今村証券による業績予想は、今期、来期ともに会社予想に沿った水準になるとみて、今期が売上高350億円(前期比+12.6%)、営業利益35億円(同+18.0%)、純利益22億円(同+17.5%)、配当金43円(前期(株式分割考慮後)比+11円)―、来期が売上高390億円(今期今村証券予想比+11.4%)、営業利益40億円(同+14.3%)、純利益25億円(同+13.6%)、配当金49円(同+6円)―とする。投資判断は「OUTPERFORM」を継続する。

【レーティングの定義】
OUTPERFORM:今後12カ月間のトータルリターンがTOPIXの予想リターンを10%超上回ると予想される。
NEUTRAL:今後12カ月間のトータルリターンがTOPIXの予想リターンの+10%と-10%の間に入ると予想される。
UNDERPERFORM:今後12カ月間のトータルリターンがTOPIXの予想リターンを10%超下回ると予想される。
トータルリターン:株価変動率+配当利回り
目標株価は12カ月間の投資を想定しており、将来発行されるレポートで修正されることもあります。

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今村証券株式会社
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  加入協会:日本証券業協会、一般社団法人資産運用業協会
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今村証券より提供されたレポートを掲載しています。

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