ベラルーシの大学で仮想通貨を扱うコースが設置される【フィスコ・ビットコインニュース】

市況
2017年12月29日 7時37分

ベラルーシの大学でこの度、仮想通貨やICOについて扱う修業課程が提供されはじめたことが報道された。すでに多数の応募が寄せられているようだ。

今回の修業課程の提供は、ベラルーシでの仮想通貨やICOの合法化に続くものである。今月ベラルーシでは仮想通貨やICOに関する法令が採択された。一定の要件を満たす場合、仮想通貨トークンの発行や取得、採掘などにより得た所得が今後5年間非課税となる。デジタルで契約を行うスマートコントラクトも合法化され、仮想通貨の広まりが期待されている。

これに続く形で新しい修業課程を発表したのは、ベラルーシ国立技術大学(Belarusian National Technical University)である。このコースは1年8カ月のプログラムであり、大学のサイトによれば、「仮想通貨の運用」や「仮想通貨先物の運用」、「ブロックチェーン技術の使用」また「IPOの代替としてのICO」について学ぶことができる。ちなみに、その学費は966米ドル相当となるようだ。

この課程については、様々な意見が大学に寄せられているという。例えば、その期間が1年8カ月では遅すぎるという意見について、大学側は株式等の内容も学ぶことやこの期間であることによりディプロマ(卒業証書)を受け取ることができることを説明している。

世界ではプリンストン大学や他の教育機関でも仮想通貨のコースを有料や無料で提供しており、仮想通貨への関心の高まりを伺うことができる。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.