NY株式:ダウ102ドル高、投資家心理の改善が続く

市況
2018年1月10日 7時00分

9日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は102.80ドル高の25385.80、ナスダックは6.19ポイント高の7163.58で取引を終了した。欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行。10-12月決算発表シーズンを前に、企業業績への期待感を背景に投資家のリスク選好姿勢が高まり、ダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数は揃って最高値を更新した。一方で、主要経済指標の発表に乏しく、高値警戒感から上値も限られた。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や不動産が下落した。

ディスカウントストアのターゲット(TGT)は11-1月期の利益見通しを引き上げ、上昇。航空機のボーイング(BA)は昨年の商用機納入数が過去最大となり、堅調推移。決済サービスのペイパル(PYPL)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)はジャック・マー会長が香港取引所への株式上場の検討を表明し、小幅上昇。一方で、スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UA)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け下落した。

バークレイズによるとウォーレン・バフェット氏率いる投資会社のバークシャー・ハサウェイは税制改革法案の成立で、繰延税金債務が引き下げられ、10-12月期に370億ドルの恩恵を受ける模様。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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