三菱自は5日続伸、国内大手証券は「2」へ引き上げ
三菱自動車<7211>が5日続伸。大和証券は9日、同社株のレーティングを「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」へ引き上げた。目標株価は790円から1000円に見直した。新興国SUV(多目的スポーツ車)銘柄で来年もV字型回復が継続することを指摘している。注目ポイントとしては(1)新興国市場の回復とSUV需要の高まりなど、同社の得意分野で需要が膨らんでいること(2)19年3月期も力強い業績モメンタムが続くと考えること(3)日産自動車<7201>とのシナジーで21年3月期以降の成長余地が大きいこと、などを挙げた。業績に関しては、18年3月期の連結営業利益は会社予想700億円に対し850億円、19年3月期の同利益は1130億円、20年3月期は同1280億円を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)