<動意株・10日>(前引け)=IXナレッジ、アイスタイル、スガイ化学

材料
2018年1月10日 11時55分

アイエックス・ナレッジ<9753>=ストップ高。独立系のシステム開発会社でメガバンク向け案件でも高い実績を持つ。仮想通貨に国内メガバンクも積極的に踏み込む構えをみせるなか、同社は三菱東京UFJ銀行が大株主に入っているほか、みずほ情報総研を取引先企業としていることもあってマーケットの注目度が高い。ブロックチェーン技術の研究にも余念がない。業績も好調を極めており、営業利益は17年3月期の65%増益に続き、18年3月期営業利益も16.4%増の6億9000万円と2ケタ伸長が続く。19年3月期も増収増益が有望視される。12月初旬に60万株(消却前発行済み株数の5.08%)の自社株を消却するなど、需給面も株高を後押ししている。

アイスタイル<3660>=ストップ高。ドイツ証券が9日付で、新規に投資判断「バイ」、目標株価1550円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。同社は化粧品情報口コミサイト「@cosme」や化粧品の物販事業を運営する化粧品メディア企業。ネットの普及でOne-to-Oneマーケティングの重要性が高まる中、口コミに強いという特徴を生かし、ネット広告増加を背景に有利なポジションを構築していると評価。17年6月期から20年6月期までの営業利益の年間成長率54%と高成長を見込んでいる。

スガイ化学工業<4120>=急騰。東京工業大学との共同特許「ジナフトチオフェン化合物並びにジナフトチオフェン骨格を含む重合体及びその製造方法」がこの日発行されたことが好材料視されているようだ。同社では、和歌山県の先駆的産業技術研究開発支援事業に採択された「高屈折率材料としてのジナフトチオフェン誘導体の開発と事業化」のテーマで共同研究を行っており、同特許はその一環。プラスチック光学材料の屈折率向上剤として有用な化合物としてジナフトチオフェンを見出したもので、メガネレンズやカメラレンズ、工業用レンズ、液晶ディスプレイ用位相差補償板、光ファイバーなどへの応用が期待されている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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