化粧品株や百貨店株が上昇、17年訪日客2869万人と急拡大でインバウンド関連再脚光
資生堂<4911>が4日ぶり急反発、コーセー<4922>も大幅高で昨年来高値更新を目前にとらえるなど化粧品関連株が高いほか、松屋<8237>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>、近鉄百貨店<8244>など百貨店株の一角が上昇した。
石井啓一国土交通大臣が前週末12日の閣議後記者会見で17年の訪日観光客数が2869万人となったことを発表、前年比で約2割の増加となり、これを受けインバウンド需要が収益に貢献する企業群に買いが向かっている。安倍政権では日本を観光立国とすることを成長戦略の柱のひとつに据えており、その効果が着実に出ていることから、改めて関連株が注目される兆しにある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)