★本日の【イチオシ決算】津田駒、ＪＩＡ、イムラ封筒 (1月18日)

注目

2018年1月18日 19時11分

１）本日（1月18日）引け後に発表された決算・業績修正

● イチオシ決算

◆17年11月期の連結経常利益は前の期比39.0％減の3.5億円に落ち込んだものの、続く18年11月期は前期比2.8倍の10億円に急拡大する見通しとなった。

前期はインドの高額紙幣廃止に伴う銀行業務混乱の影響や持分法投資損失の増加などが響き、大幅減益に沈んだ。今期は主力の繊維機械事業で中国向けジェットルームの受注が増加するほか、自動車関連などの設備投資需要の拡大を背景に工作機械も伸び、5.8％の増収を見込む。生産性の効率化を進め、採算改善も目指す。

● サプライズな決算発表・業績修正

イムラ封筒 <3955> [東証２]　　★今期配当を2円増額、配当利回り2％超に上昇

◆18年1月期の期末一括配当を従来計画の10円→12円(前期は10円)に増額修正した。堅調な業績や財務状況などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。期末配当利回りは2.24％に上昇した。権利付き最終日を26日に控え、配当取りを狙う買いが期待される。

レアジョブ <6096> [東証Ｍ]　　★今期経常を一転6.3倍増益に上方修正

◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の1000万円→1億円に10倍上方修正。従来の37.5％減益予想から一転して6.3倍増益見通しとなった。業務効率化の進展による人件費抑制や人員採用の計画未達などで、販管費が想定を下回ることが上振れの要因。

ＪＩＡ <7172> [東証Ｍ]　　★前期最高益予想を23％上乗せ

◆17年12月期の連結経常利益を従来予想の34億円→41.7億円に22.6％上方修正。増益率が51.8％増→86.2％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。主力の航空機リースや環境エネルギー案件の組成が順調に進む中、投資家からの旺盛な需要を背景に、出資金の販売が想定以上に伸びたことが寄与。

２）1月19日の決算発表銘柄（予定）

■取引時間中の発表

◆本決算：

<3912> モバファク

◆第3四半期決算：

<8617> 光世

■引け後発表

◆本決算：

<5341> アサヒ陶 [東２]

<6634> ネクスＧ [ＪＱ]

<7501> ティムコ [ＪＱ]

<9836> リーバイス [ＪＱ]