19日の株式相場見通し=週末で持ち高調整の売り優勢
19日の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安進行への警戒感が継続するなかで、週末特有の持ち高調整の売りが優勢となりそうだ。19日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円90銭台と前日夕刻に比べてやや円高・ドル安が進行している。
18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比97.84ドル安の2万6017.81ドルと反落した。NYダウ平均株価が前日に300ドルを超える大幅上昇で過去最高値を更新したことで、急ピッチな上昇に対して目先的な高値警戒感が強まり利益確定の売りが先行した。とくに、ボーイングが3%下落し、1銘柄でダウ平均株価を74ドル程度押し下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比2.233ポイント安の7296.047と反落した。
日程面では、1月の月例経済報告に注目。海外では、ペンス米副大統領の中東歴訪(23日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)