アサヒ衛陶が大幅続落、17年11月期業績が計画下振れ営業赤字で着地
アサヒ衛陶<5341>が大幅続落。19日の取引終了後に発表した17年11月期連結決算が、売上高30億8000万円(前の期比9.9%増)、営業損益6800万円の赤字(前の期2億3800万円の赤字)、最終損益8500万円の赤字(同2億9400万円の赤字)となり、従来予想の営業利益2500万円を下回り赤字で着地したことが嫌気されている。
住宅会社向けトイレセットおよび洗面化粧台の販売強化が、取引先での標準採用の獲得に至ったものの、先方の設計・仕様変更に予想以上に時間を要し、本格納入が18年11月期にずれ込む見込みであることが要因。また、温水洗浄便座の新規取引先の開拓および温浴施設水質改善事業「カラム」の販売でも、条件面での交渉に時間を要し17年11月期の間には販売することができなかったことも響いたとしている。
なお、18年11月期予想は、売上高34億5000万円(前期比12.0%増)、営業利益7500万円(前期6800万円の赤字)、最終利益4000万円(同8500万円の赤字)を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)