くろ工がストップ高カイ、今期経常は2.5倍増益、20円増配へ

材料
2018年1月22日 11時24分

くろがね工作所 <7997> [東証2] がストップ高買い気配。同社は19日に決算を発表。17年11月期の連結経常利益は前の期比56.1%減の8300万円に落ち込んだものの、続く18年11月期は前期比2.5倍の2億1000万円にV字回復する見通しとなった。これを材料視する買いが殺到している。

前期は建築付帯設備機器事業における施工費の高騰や工事の延期などが響き、大幅減益となった。今期は旺盛なオフィスの環境整備需要を背景に、主力の事務用家具部門で首都圏の大型移転案件やリノベーション案件などの受注獲得に注力する構えだ。業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比20円増の45円に大幅増配する方針としたことも支援材料となった。

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